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++ ヒル ++
 和名   ヤマヒル
 英名   Land leech sp
 科名   ヤマビル科


 鈴鹿名物とも言える山蛭は環形動物(ミミズの仲間)、渓や谷、山歩きでは、ほんの小さな隙間でも勺取って入ってくるので、実に厄介な生き物。
 薄暗いじめっとした渓谷によく見られ25度以上の気温で、且つ雨後などが一番活発な動きになる。前後の吸盤で血を吸うが、痛み等を感じないため気付かない事も多い。血を吸われるとヒルジンという体液を出すため血が止まらなくなる。傷口を洗って抗ヒスタミン剤等を塗布しておくとよい。アンモニアは使わないこと。もしくは応急処置として、タバコの葉を擦り込むと止血しやすい。ヒル防止策としてはハッカ成分、塩に弱いようなので湿布、エアサロンパス等をふっておくと若干マシではあるが、気分的なものに過ぎない。私の経験上では、こまめにチェックするのが一番のような気がする。中でも厄介なのは木枝などから降って落ちてくる蛭。昨今では、山蛭の吸血被害が増えている地域ではシカの生息密度が高いと言われているようである。
++ ムカデ ++
 和名   ムカデ
 英名   centipede
 科名   ムカデ科


  漢字で「百足」と書くように脚の多い動物で、毒を持っている。不意に触ると、咬みつかれ、炎症や腫れ、痛みを伴う。似たような動物にヤスデがいるが、これは咬みつく事はないが、毒は持っており、触った時に体内から青酸などを放出する。
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